牧師からのメッセージ
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26日 12月 2023
日本人の不思議な考え方

日本人の不思議な考え方
人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためである。」 マタイ20:28
兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。 ガラテヤ5:13
それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。 Iペテロ4:10
私は、20余年前の礼拝時に「しあわせ」について話しました。準備の段階で愚かな私ですが、「しあわせ」の漢字くらい知っていましたが、あえて広辞苑を開いてみました。すると「しあわせ」は、「仕合せ」と書かれていました。
私は「幸せ」と書くものと思っていたのですが、以外に「仕合せ」とは「仕え合う」という言葉からきている事に驚きました。それは、聖書の精神が日本語の中にしっかり織り込まれている事を知ったからでした。(日本の歴史には、ユダヤの文化が深く関わっている事をご存知でしょうか。京都の祇園祭、諏訪湖の傍の諏訪大社の御頭祭、日本神道、等々)
「仕合せ」とは、「仕え合う」事なのです。実際に互いに仕え合うとどんな事が起きるでしょうか。平和が生まれるのです。しかし、現在ロシアがウクライナと戦争をしています。どうして始まったか皆さんはご存知でしょう。
ロシアのプーチンが、ウクライナの土地は、元々ロシアのものだと言いだし、平和に暮らしていたウクライナに戦争を仕掛けたのです。それにより、多くの兵士と一般人が死んで行きました。そればかりでなく、自国の兵士達も殺されたのです。しかしプーチン氏はそんなこと眼中にないのでしょう。
2023年10月7日、突然ハマスが境界線の塀を破壊してイスラエル側に侵入し、そこに居た百数十名の人を殺害し、二百数十名の人を拉致した事件がありました。これまでもハマスは、イスラエル側にロケット弾をどれだけ打ち込んできたかはかりしれません。そんな事を繰り返して平和が来るはずがありません。
平和を造るためには、赦すことと、約束を守る事が重要です。私は、オスロ合意が発表された時、心から喜びました。オスロ合意は、1993年アメリカのクリントン大統領が仲介してPLOのアラファト議長とイスラエルのラビン首相の会談でオスロ合意として、平和を造るとの約束を交わしたのでした。
そして世界に喜びを与え、確かノーベル平和賞を双方に与えられたのでした。しかし、先日のNHKの二ュースウォッチで30年位前に来日したアラファト氏の映像がありました。その中でNHKのアナンサーが「オスロ合意は守られますか。」という質問に対して、「守れない」とはっきり述べていました。彼は平和を造ろうという考えはなく、ただイスラエルを追いだす事しか考えられないのです。このような人になぜノーベル平和賞をと疑問に思うのです。
日本には、「敵に塩を贈る」という諺がありますが、戦国時代、越後の上杉謙信は、甲斐の国の宿敵武田信玄が、塩がなくなり困っている事を聞いて塩を贈ったというのです。
野球の大谷翔平選手が何気なくグランドでごみを拾ったり、サッカー観戦後、スタジアムに落ちているごみを皆で拾ってきれいにしている姿が話題になりました。また日本の学校では放課後に子供達がお掃除をします。しかし海外では、掃除をする専門職がいるから、彼らの仕事を奪ってはいけないという。
奴隷制度のあった国では、掃除という働きを子供達にさせるのに抵抗があるようです。先日テレビで日本の習慣を採用して、放課後皆でお掃除をし始めたという国を紹介していました。自分たちが学ぶ場所、教えを受ける場所は自分で掃除をする事は、とても大切な事と思うのです。小さい時から謙虚さを学び、上下、職業、家柄、容姿等々の差別を作らない方が平和な気持ちや同胞愛が生まれて来るのではないかと思うのです。
私は、老人会に参加するようになり、地域の皆さんと交わりを持てて独居老人ですが楽しんでいます。地域の公園のお掃除や運動や旅行などにも参加させて頂き、お友達も出来、地域の方々と楽しいお交わりを頂き喜んでいます。
兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。 ガラテヤ5:13
それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。 Iペテロ4:10
私は、20余年前の礼拝時に「しあわせ」について話しました。準備の段階で愚かな私ですが、「しあわせ」の漢字くらい知っていましたが、あえて広辞苑を開いてみました。すると「しあわせ」は、「仕合せ」と書かれていました。
私は「幸せ」と書くものと思っていたのですが、以外に「仕合せ」とは「仕え合う」という言葉からきている事に驚きました。それは、聖書の精神が日本語の中にしっかり織り込まれている事を知ったからでした。(日本の歴史には、ユダヤの文化が深く関わっている事をご存知でしょうか。京都の祇園祭、諏訪湖の傍の諏訪大社の御頭祭、日本神道、等々)
「仕合せ」とは、「仕え合う」事なのです。実際に互いに仕え合うとどんな事が起きるでしょうか。平和が生まれるのです。しかし、現在ロシアがウクライナと戦争をしています。どうして始まったか皆さんはご存知でしょう。
ロシアのプーチンが、ウクライナの土地は、元々ロシアのものだと言いだし、平和に暮らしていたウクライナに戦争を仕掛けたのです。それにより、多くの兵士と一般人が死んで行きました。そればかりでなく、自国の兵士達も殺されたのです。しかしプーチン氏はそんなこと眼中にないのでしょう。
2023年10月7日、突然ハマスが境界線の塀を破壊してイスラエル側に侵入し、そこに居た百数十名の人を殺害し、二百数十名の人を拉致した事件がありました。これまでもハマスは、イスラエル側にロケット弾をどれだけ打ち込んできたかはかりしれません。そんな事を繰り返して平和が来るはずがありません。
平和を造るためには、赦すことと、約束を守る事が重要です。私は、オスロ合意が発表された時、心から喜びました。オスロ合意は、1993年アメリカのクリントン大統領が仲介してPLOのアラファト議長とイスラエルのラビン首相の会談でオスロ合意として、平和を造るとの約束を交わしたのでした。
そして世界に喜びを与え、確かノーベル平和賞を双方に与えられたのでした。しかし、先日のNHKの二ュースウォッチで30年位前に来日したアラファト氏の映像がありました。その中でNHKのアナンサーが「オスロ合意は守られますか。」という質問に対して、「守れない」とはっきり述べていました。彼は平和を造ろうという考えはなく、ただイスラエルを追いだす事しか考えられないのです。このような人になぜノーベル平和賞をと疑問に思うのです。
日本には、「敵に塩を贈る」という諺がありますが、戦国時代、越後の上杉謙信は、甲斐の国の宿敵武田信玄が、塩がなくなり困っている事を聞いて塩を贈ったというのです。
野球の大谷翔平選手が何気なくグランドでごみを拾ったり、サッカー観戦後、スタジアムに落ちているごみを皆で拾ってきれいにしている姿が話題になりました。また日本の学校では放課後に子供達がお掃除をします。しかし海外では、掃除をする専門職がいるから、彼らの仕事を奪ってはいけないという。
奴隷制度のあった国では、掃除という働きを子供達にさせるのに抵抗があるようです。先日テレビで日本の習慣を採用して、放課後皆でお掃除をし始めたという国を紹介していました。自分たちが学ぶ場所、教えを受ける場所は自分で掃除をする事は、とても大切な事と思うのです。小さい時から謙虚さを学び、上下、職業、家柄、容姿等々の差別を作らない方が平和な気持ちや同胞愛が生まれて来るのではないかと思うのです。
私は、老人会に参加するようになり、地域の皆さんと交わりを持てて独居老人ですが楽しんでいます。地域の公園のお掃除や運動や旅行などにも参加させて頂き、お友達も出来、地域の方々と楽しいお交わりを頂き喜んでいます。
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公開開始日 2023年12月26日tagPlaceholderカテゴリ: